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ノベルティ

環境配慮型の壁掛けカレンダーとは?環境に配慮した用紙・印刷・製本方法を解説

年末年始のご挨拶品や企業ノベルティとして、毎年多くの企業で制作されている「壁掛けカレンダー」。
一年を通して使用してもらえるため、企業名やロゴを長期間訴求できる実用性の高い販促物です。

一方で近年は、企業の環境配慮やサステナビリティへの取り組みが重視されるようになり、
「毎年作っているカレンダーも環境に配慮した仕様に変更できないか」
「FSC®認証紙や再生紙を使いたい」
「金具を使わないカレンダーにしたい」といったご相談も増えています。

壁掛けカレンダーは、用紙・印刷方法・製本方法などを見直すことで従来の使いやすさを保ちながら環境に配慮した仕様に切り替えることができます。

この記事では、環境対応の壁掛けカレンダーを制作する際に検討したいポイントや、具体的な環境配慮仕様についてご紹介します。

壁掛けカレンダーとは?

壁掛けカレンダーとは、その名の通り壁に掛けて使用するカレンダーです。
オフィスや店舗、家庭などさまざまな場所で使用されており、比較的大判で目に入りやすく一目で日付や予定を確認できるのが特徴です。
卓上カレンダーと比較してサイズが大きいため予定を書き込みやすく、複数人の予定を共有する場面に適しています。
また、社名やロゴ、商品写真、企業メッセージなどを掲載することで、年間を通した社内外のコミュニケーションツールとしてもご活用いただけます。

環境配慮型壁掛けカレンダーをノベルティにするメリット

カレンダーは、年末年始の企業ノベルティとして長年利用されている定番アイテムです。
毎日目にするものだからこそ、環境配慮仕様に変更することで販促物としての役割に加えて、企業の環境への取り組みを伝える役割も持たせることができます。

一年間使用してもらえる

カレンダーは、配布後すぐに捨てられるものではなく、基本的に一年間継続して使用されます。
そのため、チラシや名刺などと比べて手元に残りやすく、お客さまの目に触れる機会も多いため、社名やロゴ・環境への取り組みや企業メッセージ、キャンペーン情報などを長期間伝えることができます。

既存の販促物から切り替えやすい

新たな環境施策をゼロから始めるのではなく、毎年制作しているカレンダーの仕様を変更するだけでも環境配慮の取り組みになります。
既存のデザインを活かしながら環境仕様へ変更することもできるため、比較的導入しやすい点もメリットです。

環境への取り組みを伝えるきっかけになる

環境配慮仕様を採用した理由や使用している用紙・印刷方式などをカレンダー内に記載すれば、取引先や顧客に自社の取り組みを知ってもらうきっかけにもなります。
環境対応を「社内だけの取り組み」で終わらせず、コミュニケーションにつなげられることも環境配慮型壁掛けカレンダーの特徴です。

壁掛けカレンダーを環境配慮仕様にする4つの方法

環境対応の壁掛けカレンダーを制作する場合、「環境にやさしい商品を選ぶ」というだけではなく、カレンダーを構成するそれぞれの要素を見直すことがポイントです。
環境対応の壁掛けカレンダーにするには、主に次の4つの方法があります。

1.環境に配慮した用紙を使用する

2.環境負荷を抑えた印刷方法を選ぶ

3.金属やプラスチックを減らした製本方法にする

4.印刷時に発生するCO₂をカーボンオフセットする

それぞれ詳しく解説します。

1.FSC®認証紙や再生紙など、環境に配慮した用紙を使用する

壁掛けカレンダーの環境対応で、比較的取り入れやすい方法が用紙の変更です。
たとえば、FSC®認証紙や再生紙などの環境配慮用紙を使用する方法があります。

FSC®認証紙は、適切に管理された森林をはじめとする責任ある供給源から調達された原材料を使用した用紙です。FSC®認証を取得している印刷会社で認証ルールに沿って制作することで、製品にFSC®認証マークを表示することもできます。
企業の環境方針や調達方針との親和性が高く、会社案内やパンフレット、封筒などとあわせて採用されることも多い用紙です。

他にも、再生紙や非木材紙、その他の環境配慮用紙等を採用することもできます。
カレンダーのデザインや掲載する写真などに合わせて用紙を選定することが大切です。

FSC®認証紙

FSC®認証紙

世界の森林保全に貢献森林認証制度に認証された用紙です。使用することでグローバルな環境PRが可能になります。

詳しく見る >

再生紙使用マーク

再生紙使用マーク

紙をリサイクルすることで、森林資源の節約・森林保全につながります。古紙使用の森林認証製品等をご用意しております。

詳しく見る >

 

2.環境負荷を抑えた印刷方法を選ぶ

カレンダーの環境対応では、用紙だけでなく「どのように印刷するか」も重要です。
代表的な方法として、水なし印刷やNon-VOCインキなどを使用した印刷があります。

水なし印刷は、一般的なオフセット印刷で使用される湿し水を使わずに印刷する方式です。印刷工程における環境負荷の低減につながることから、環境配慮印刷の一つとして採用されています。

また、揮発性有機化合物(VOC)の使用を抑えたNon-VOCインキなどを組み合わせることで、より環境に配慮した印刷仕様にすることも可能です。
カレンダーのデザインや品質を大きく変えることなく、印刷工程から環境対応へ切り替えられる点もメリットです。

水なし印刷

水なし印刷

印刷で排出される廃液を大幅にカットできる、環境に配慮した印刷です。

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NonVOCインキ

NonVOCインキ

温室効果ガスの原因となるVOC成分を含まず地球温暖化防止に貢献するインキです。

詳しく見る >

 

3.金属やプラスチックを減らした製本方法にする

一般的な壁掛けカレンダーでは、金属のリングやプラスチックのパーツを使用するものもあります。
環境対応カレンダーでは、金属・プラスチックの使用量を抑えた仕様を選ぶことで、廃棄時の分別負担を軽減することができます。

金属・プラスチック製のパーツを使用しない製本にすることで、カレンダー全体を紙素材中心で構成でき、使用後の分別がしやすくなるほか、プラスチックや金属の使用量削減にもつながります。
代表的な仕様としては、タンザック製本(糊と短冊状の厚紙で綴じる製本方法)やポスタータイプなどがあります。
「紙製だから環境に良い」という単純なものではありませんが、使用する素材を減らしたり、廃棄時の分別をしやすくしたりすることは、環境配慮仕様を検討するうえで一つの選択肢になります。

また、冊子のように中央部分を綴じた中綴じタイプの壁掛けカレンダーもあります。
デザインをすっきり見せやすく、ページを大きく使用できることも特徴です。
求めるデザインや使用方法、予算などに合わせて製本方法を選ぶとよいでしょう。

   タンザック製本の壁掛けカレンダー
中綴じタイプの壁掛けカレンダー

 

4.カーボンオフセットを活用する

さらに環境への取り組みを進めたい場合は、カレンダーの製造に伴って発生するCO₂排出量を算定し、カーボンオフセットを行う方法もあります。

印刷物の製造では、用紙の抄造や印刷、製本加工・輸送などのさまざまな工程でCO₂が排出されます。
カーボンオフセットは、印刷物の製造に伴うCO₂排出量を算定し、削減努力を行ったうえで、削減しきれない排出量をカーボンクレジットなどによって埋め合わせます。
カレンダーの仕様そのものを大きく変えることなく導入できるため、「いつものカレンダーを環境配慮仕様に変更したい」という企業にも取り入れやすい方法の一つです。

カーボンオフセット

カーボンオフセット

他の場所で実現したCO2排出削減量を購入することにより、自身のCO2排出量をオフセット(相殺)する活動です。

詳しく見る >

 

環境配慮型壁掛けカレンダーは組み合わせて考える

環境対応カレンダーは、一つの環境配慮仕様だけを選ばなければならないわけではありません。
たとえば、

FSC®認証紙+水なし印刷+Non-VOCインキ+カーボンオフセット

といったように、複数の環境配慮仕様を組み合わせることも可能です。

一方で、すべての仕様を盛り込めばよいというものでもありません。
部数や予算、使用期間、デザイン、企業の環境方針などによって、適した仕様は異なります。

現在使用しているカレンダーの仕様を確認し、「まずは用紙をFSC®認証紙に変更する」
「金属製ホルダーを紙製へ変更する」など、取り入れやすいところから変更していく方法もあります。

環境配慮型壁掛けカレンダーを制作するときのポイント

環境配慮仕様のカレンダーを制作する際には、環境への配慮だけではなく、通常のカレンダーと同様に使いやすさも重要なポイントです。
制作する際に特に確認しておきたいのは、下記の項目です。

  • 配布する相手
  • 使用する場所
  • サイズ
  • 書き込みスペース
  • デザイン
  • 必要部数
  • 予算
  • 環境配慮の目的

たとえば、オフィスで使用するカレンダーであれば書き込みスペースを広くした方が使いやすく、一般のお客さま向けであれば写真やイラストなどデザイン性を重視した方が適している場合があります。

環境配慮だけを優先するのではなく、「使ってもらえるカレンダーであること」と「環境に配慮すること」の両方を考えて仕様を決めることが大切です。

ご発注から納品までの流れ

壁掛けカレンダーのご発注から納品までは主に下記の流れで進行します。

1. 企画・相談・見積もり

  • 使用目的や希望デザイン、環境配慮型素材、部数、希望納期などを相談
  • 仕様が決まったら費用や納期を確認

2. デザイン・校正

  • カレンダーのレイアウトやイメージ、名入れ文字(会社名・ロゴ等)を決定
  • デザインデータを作成(自社制作または印刷会社に依頼)
  • 校正段階で内容や色味、紙質の確認を行い、修正を重ねる
  • 必要に応じてサンプル等を制作

3. 印刷・製本・納品

  • 環境配慮型素材や水なし印刷などの環境技術を用いる場合も多い
  • 製本や組み立て、名入れ加工を施し仕上げる
  • 納品形態(個包装・バラ納品など)に応じて梱包を実施
  • 指定の納期・納品先へ納品

SDGs Print Labの取り組み

SDGs Print Labでは、2009年版より画家トレンツ・リャドの作品を採用したアートカレンダーを制作しています。

 本カレンダーは、当社が掲げる〝「環境対応」×「高精細」印刷  〟の技術と想いを結集した取り組みの一つです。持続可能な社会の実現に向け、水なし印刷・FSC®認証紙をはじめとした環境配慮型印刷を継続しています。
また、2011年より東日本大震災の被災地である福島県への支援として、 アートの「癒し」と色彩による「心のケア」を目的とした活動をしています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

まとめ|毎年作るカレンダーから環境配慮を

壁掛けカレンダーは、用紙・印刷・製本などを工夫することで環境配慮仕様に変更することができます。

すべてを一度に変更する必要はありません。
毎年制作しているカレンダーだからこそ、まずは現在の仕様を見直し、自社に合った環境配慮から取り入れてみてはいかがでしょうか。

SDGs Print Labでは、目的やご予算、必要部数に合わせて、環境配慮型カレンダーの仕様をご提案しています。
「現在使用しているカレンダーを環境対応仕様に変更したい」
「FSC®認証マークを入れたい」
「金属やプラスチックを使わない壁掛けカレンダーを作りたい」
「どの環境仕様を選べばよいかわからない」  といった段階からでもご相談いただけます。

印刷物の仕様が決まっていない場合でも、素材のご提案から納品まで一貫してサポートいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。